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No.049 新築を仕上げる外構 〜瀬谷区 N邸〜
2005/10


新築ばかりが建ち並ぶ分譲住宅地の一角。
建物のデザインにミスマッチな"お仕着せ"の外構が出来上がっている。
この外構から根本的に変えたい所だが、せめて家周りだけでも家にマッチしたデザインにして”家”を完成させたい。

入口のど真ん中にマンホール二つ。化粧蓋を使わずに目立たなくする。

施工前 拡大できます

施工後 拡大できます
平板を並べて砂利を敷くという安価なパターンもあるが、使い勝手は悪い。
毎日通る所だからなるべく広く、障害物を無くした方がストレスが無い。

施工前 拡大できます
(1)


施工中 拡大できます
(2)


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(3)


施工後 拡大できます
(4)
(1)施工前の様子。
(2)土をスキ取って砕石転圧、メッシュを敷いて生コンを打つ。
(3)出来上がったコンクリート下地にタイル(タカショー:ジャルディニシリーズ)を貼る。
(4)メーターボックスと掃除口が気になるが仕方ない。

駐車場は既にコンクリート土間が出来上がっていたが、建築の工事中にだいぶ汚されてしまって、洗っても汚れが取れない。
建物の色を生かすようファンタジー・マルチフロー工法で化粧することにした。


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(1)


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(2)


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(3)
(1)施工前。土の汚れでも染みついたものは落ちないものである。
(2)きれいな目地を見せるためだけに上塗り材(Vセメント)を全面に塗る。
(3)これで終わりでも良いくらいキレイになった。
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(4)


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(6)
(4)ステンシルを敷く。こういう繊細な作業は女性の手にはかなわない。
(5)野郎が登場してハーデナーをガンで吹き付ける。
(6)ステンシルを剥がし表面保護シーラーを塗って完成。マンホールもほとんど気にならない。

玄関前から庭の中を見る。

施工前 拡大できます

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車庫土間、玄関前のタイルなどベージュ系でまとめてくると全体の色合いがぼやけてくるので
花壇のレンガを濃くしてシックなアクセントをつけてみた。真砂土舗装とのコントラストも良い。

花壇1 拡大できます

花壇2 拡大できます

掃き出し窓下にテラスを設ける。こういう場合は建築に付随してくる四角い"コンクリート台"は初めから無い方がありがたい。

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(2)


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(3)
(1)型枠を組んで生コンを打設する。
(2)動線に合わせた大きさと形。
(3)どうせ新たに作るならと人造石を貼ったオリジナルな側面に。
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(4)


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(5)


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(6)
(4)道路からの目線を意識して目地にも手を抜かない工事部長の根性プレイ!
(5)表面は岩肌風にシームレススタンプを打つ。
(6)人造石をさらに天然に見せるためステインで一部を着色した。

建物付随の立水栓と流しセットもリニューアル。

施工中 拡大できます
(1)


施工中 拡大できます
(2)


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(3)
(1)給排水管を掘り出して切り回す。
(2)新たな立水栓は枕木調のアルミ柱を加工して作る。
(3)流しは不要なので撤去、砂利の下にちゃんと排水口目皿がある。


最後に今回の工事前に打合せに使った図面類をご覧ください。
これだけ具体的な提案が出来るのだから、建築段階から関われれば外回りももっと家にマッチしたデザインが出来るのではないでしょうか?
建築時に"とりあえず"付けたものの無駄も省けると思います。

パース1 拡大できます
(1)


パース2 拡大できます
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パース3 拡大できます
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パース4 拡大できます
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平面図 拡大できます
(5)


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(6)
(1)〜(4)イメージパース。日照もシミュレーションすることが出来ます。
(5)平面図。
(6)花壇の植栽、ガーデニングについては別ページをご覧ください。


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