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投稿日:2006/07/21(Fri)

Q:77 一月半前に樹高2.5m程度の白樫の苗木を風除けに20株ほど植えました。

先日、株元を掘って見ましたら新しい根が10センチ程度無数に伸びて来ていました。
客土に真砂土を入れ高植えしておりますので養分が非常に少ないのではないかと心配しておりますが、移植直後のため肥料も与えきらず見守っております。

このような時期の施肥は控えたほうが良いのでしょうか?
それとも少し位い肥料を与えたほうが良いのでしょうか迷っております。

もし、与えるとしたらどのような肥料をどの程度の量と根先からどれ位い離してやればよいのでしょうか?

最近、EMぼかしを作り菜園に与えたらよい結果が出ましたので、この白樫にも与えようと思っておりますが如何でしょうか?

A:

 液肥程度なら与えても良いと思いますが、堆肥などは冬場に与えた方が無難かと思います。有機質を分解するために分解菌が地中のチッソを取ってしまったり、分解時に大量の酸素を消費することで根が酸欠状態になることと、肥料焼けも心配だからです。2月頃なら木の活動も緩く施肥に向いているのではないかと思います。

 与えるものは完熟した堆肥と油粕で良いと思います。枝先の真下あたりに施肥するのが最も効果的です。


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