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ビャクシンは、本州、四国、九州の主として海岸地方に自生し、また、庭園や社寺境内などにも植裁されていますが、この木は小田原市内で最大級のものです。 主幹の地上約4.5mのところで2つの支幹に分かれており、各々が枝葉を伸ばして樹冠を形作り、石垣で囲った盛土の上に立っています。 |
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ただ、幹の表面に相当の傷を受けており、見方によると一見痛々しい感じもしますが、それだけに小田原の長い歴史とともに行き続けてきた深い年輪が刻み込まれているような風格のある古木です。 昭和56年3月30日に小田原市指定天然記念物に指定されました。 |