No.014
和風の庭 藤沢市 H邸 その2 |
つくばい 施工中 | → |
つくばい 施工後 |
省スペース型蹲踞(つくばい)。奥行き2Mの庭に通路を確保すると残りは1M足らず。そこに蹲踞を納めてなおかつその後ろに植栽を入れるとなると土留めはなるべく幅を取らないモノを使わねばならない。普通の石積みでは幅を取るのでここでは「六方石」を使用した。擬木という手もあるがやはり自然の味わいを出すならコレ。筧とアセビを植えるスペースが確保できた。水鉢は「葵型」と言われるもので桜御影製。スペースが無いので役石(手燭石、湯桶石)を省略した蹲踞セットとなったが和庭の修景物としては十分な演出力を持っている。
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施主の希望でコケやシダなどを配した。 和のガーデニングとでも言おうか。馴染んで行くには月日がかかるだろうが楽しみでもある。 |