No.019
新築に伴う造園工事 〜高津区 Y邸〜 2002/04 |
新築が始まった直後からデザインの依頼を受け、引き渡しと同時に施工に入りました。 建て売りの多くは外構工事がセットになっており、オリジナリティを出すのが難しい面があります。ハウスメーカーや工務店さんも町並みの統一性を打ち出したいようですし、同じ材料をまとめて採用することにより、コストの削減を図っているようです。 Yさんはお仕着せの外構を断って弊社に依頼されましたが、工務店さんとの折衝にはご苦労があったようです。 |
施工前 |
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施工中 (飾り壁、マサド土間) |
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施工後 | ||
玄関前はバイクや自転車置き場を兼ねたオープン形式。コンクリートの質感を出さない工夫として「マサドミックス(四国化成)を使いました。 建物に付随してきた化粧ブロックの植栽マス(にしては狭すぎ)を変形し、左官仕上げ(ジョリパット)して雰囲気を変えました。 |
手形1 |
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手形2 |
左官をやっていると奥さんとお子さん達が、いたずらっぽーい目をしながら接近! 飾り壁の一角はギャラリーになってしまいました。こういうのっていいなぁ。大きくなったらおじさんのことも思い出してね。 |
芝施工前 |
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芝施工中 (土壌改良材混入耕し) |
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芝施工後 | ||
建物南側の部分です。土質はそれほど悪くありませんでしたが、長期の工事で固く締め固められていたので充分耕し土壌改良材(AGロック)を混入。 何も手を加えないでペタペタと貼ってしまえば早くて安くは上がりますが、芝を「育てたい」なら、ここでちゃんと手を掛けないと良い物は出来ません。 |
レンガテラス |
目隠し |
目隠し |
掃き出し窓の外から芝庭に向かってレンガテラスを作りました。 お向かいの窓が接近しているためウッドフェンス調の目隠しを設けました。YKKのリウッドデッキの幕板(デッキの側面に貼る部材)を利用した弊社オリジナルの「腐らないウッドフェンス」です。 |
マス隠し施工前 |
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レンガ積み施工中 |
マス隠し施工後 |
玄関前の一番おいしい所におびただしい数のマス(掃除口など)が集中。これでは何も植えられません。 Qちゃんの発案で周りをレンガで囲み床はコンクリートにして掃除しやすくした上で、コンテナガーデンスペースにしました。管理は手が掛かるけどちょっと「使えるスペース」になったと思います。 |
玄関前施工前 |
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玄関前施工後 |
テラコッタを貼ったように見えると思いますが実は偽物。コンクリートに目地を貼って色モルタルを塗ってあります。(種明かしはこちらをご覧下さい。) 建物引き渡し時には左にあったポスト類を使い勝手を考え右前に移動しました。玄関前左側の木はシマトネリコ、右側のコニファーはレイランディー・ゴールドライダーです。ガーデニングはこちら。 Y様はご自身でホームページ (Natural Leaf) をお持ちで、ドライフラワー教室を主宰しておられます。是非そちらのサイトも覗いてみて下さい。(2002/05/08) |