No.050
遊び心の外構工事 〜戸塚区 I邸〜
2005/09 |
バンドの仲間が新築して外構を任された。"友情価格"なので利益は追求できない代わりに、自由にやらせてもらったので結構遊び心のある外構になりました。 |
まずは道路左側から見たところ。 |
次は道路右側から見た玄関前の様子。 |
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(1)寸法を採りに行った時の状態。 (2)建築完了、外構工事開始。 (3)CADで描いた完成予想イメージ・パース。 |
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(4)施工後。硬質の木材を立てて照明、インターホン、ポストを配置。 (5)平面図。全体の様子がわかります。 |
ここで注目して頂きたい"遊びその一"はピアノ型のポーチ。 |
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普通なら四角いタイルを貼って終わりというのが一般的だがそれではつまらない。 道路と玄関の間にアプローチ的な空間を設けて玄関の正面を避ける工夫が必要です。 |
工程をご覧ください。 |
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車庫土間はハーデナー(色セメント)をグラデーションに振って岩肌仕上げ。 |
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(1)岩肌目地切り仕上げ。 (2)土間には照明を埋め込んで、、。。 (3)夜になると階段前に明かりが付きます。 |
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(4)キャパシタータイプの「ソーラー・キューブ」。 (5)真ん中に太陽電池があって電源不要で光ります。 |
両サイドのお隣との目隠しについて(左側)。 |
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(1)施工前の様子。 (2)古い大谷石の土留めを解体してブロックに積み替える。 (3)タカショーのモクプラフェンス。腐りません。 |
お隣との目隠しについて(右側)。 |
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(1)ブロック上にアルミの木目調柱を立てる。 (2)タカショー・アートウッドを使用した目隠し。 (3)裏側もきれいです。 |
庭は全面真砂土舗装。木がないのは殺風景だが雑草に悩まされる心配はない。 解体も楽なので将来的な改造にも柔軟に対応できる。 |
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一番奥に物置を建て、リビングの前にはリウッド(人工再生木)・デッキを作る。 |
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(1)真砂土舗装の上に束石(この場合は大判レンガ)を据える。 (2)アルミ製の大引きを設置。 (3)デッキ材を取り付けていく。 |
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(4)ビスがデッキ表面に出ないような構造になっている。 (5)広さは間口2間×巾8尺(3600×2400)。 (6)出来上がり。今回の材料はTOEX「樹の木U」でした。 |
ここでデッキ前の目隠し垣に目が止まった方、するどい! この創作垣こそ今回最も強調したい”遊び”の部分です。 |
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(1)ブロック穴に中芯を立てる。 (2)アルミ製の柱を中芯に差し込む。 (3)初めてのデザインにとまどいながら試行錯誤。 |
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(4)構想が固まればあとは組むのみ。アルミ柱、塩ビ竹使用(タカショー材料) (5)在庫の半端材や曲がりの出た材料も使いようで光ります。 (6)こんなの見たこと無いオリジナル御簾垣の出来上がり。 |
ダメ押しの創作垣写真。 |
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デッキと駐車場の境には希望によりゲートを付けました。道路面のオープン外構がここで仕切れます。 |
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(1)問屋の見切り処分品を取っておいたのが役に立ちました。 (2)開けた状態。 (3)デッキから道路側を見る。 |
ゲートの手前に縦置きの駐車スペース。巾は狭いですがスライドドアなら問題なし。 |
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(1)砕石下地転圧。 (2)ファンタジースタンプ施工。色セメントを塗る。 (3)スタンプ(アシュラ・スレート)で型押しして完成。 |
最後にカーポート(TOEXキューブ・ミニ)。これの納めが一番苦労したかも。 |
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在庫品やら見切り品やらを駆使しての外構工事、値段の割にはグレードの高いモノになったと自負しております。 予算がないときこそ「好きにやって」と言って職人の創作意欲を煽るのもひとつの手かもしれません。 |