No.070
屋根付きデッキと万年塀リフォーム 〜藤沢市 N邸(第二期工事)〜 2008/06 |
No.065でご紹介したN邸の第二期工事、今度は東側主庭のリフォームです。 おじいちゃん、おばあちゃんが気軽に外に出られることを主眼としました。 |
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玄関前の井戸端会議スペースを抜けると万年塀に囲まれた庭があります。 境界線に立っていた万年塀が少し傾いて危険でしたのでこれを撤去してご兄弟の土地をつなげました。 |
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(1)玄関前から施工場所を見る。 (2)万年塀が取り払われて広くなりました。 (3)立水栓と流しを据えています。 |
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(4)真ん中に残った万年塀の柱2本がどうも気になる。 (5)モルタルでくるんでレンガの煙突に見立ててみたらどうだろうか? (6)化粧したら結構かっこよく収まった。 |
どうやって万年塀をレンガ積みみたいに化粧したかというと、、、。 ファンタジーコンクリートのステンシル工法を応用したわけで。 |
この際だから水道も使いやすい位置に移設します。ちょうど御影石の立水栓と流しのセットがあったのでこれを使うことにしました。(トコナメエプコスさんの製品) なぜ大きな土管が用意されているのかというと、、、。 |
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配水管が結構深いところにあるんです。さらに地面が砂地でとってもサクサク掘りやすいんです。 、、、、ということは、、、アレか!?。、、、そうです、「水琴窟」です。 |
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(1)泥溜め管を立て込むための縦穴を掘る。 (2)オーバーフローの配水管接続。 (3)この庭に転がっていた甕(カメ)の底に穴を空けて |
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(4)埋め込んだコンクリートの土管の中に伏せて納める。 (5)立水栓の給水と流しの排水。 (6)少量の水を流すと地の底から水琴窟の音がかすかに聞こえます。 |
境界線に立っていた万年塀を撤去したらこんなに広くなりました。居間から庭の左を見た様子です。 |
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居間から庭の右方向を見た様子です。柿の木だけは動かしませんでした。 |
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庭の真ん中に古い井戸があります。埋めはしませんが使っていないので枠を下げてデッキの下に納めます。 |
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(1)井戸の枠を外しています。 (2)井戸の枠が下がりました。 (3)整地して、束の位置出し。 |
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(4)束を固定し大曳きを渡します。 (5)デッキの下になる部分に草が生えないよう真砂土で舗装します。 (6)デッキ材を貼り、現場合わせでステップを作っています。 |
反対側から見たデッキ製作の様子です。 間口3間×出幅6尺(約6畳)の大きさです。TOEXの木の樹V。 |
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デッキ作成の様子です。 アルミ製の骨組みに人工木のデッキ材ですから腐らずメンテナンスが不要です。 |
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(1)位置決めして束柱の位置に穴を掘り (2)束柱を立てて大曳きを渡す。 (3)デッキの下を真砂土舗装。壁の化粧も併行して進んでいます。 |
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(4)デッキ材を張ってステップを設置。万年塀もリニューアルして雰囲気が変わりました。 (5)テラス(TOEXフィリアU)を立てて柱には物干しを。 (6)テラスには内部日除けも付けて完成です。 |
少し上から撮った写真もあるのでご覧ください。 |
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(1)施工前。 (2)既存樹を堀取って、井戸を下げる。 (3)デッキの位置出し。 |
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(4)デッキの大曳き (5)デッキ材を張ってテラスを設置して (6)完成。 |
おじいちゃんもおばあちゃんもよく庭に出るようになり、テラスの柱に設けた低めの物干しも好評です。 お友達もよく集まるようになり、賑やかにお過ごしのようです。 植木の数は少し減りましたが、真砂土舗装のお陰で雑草取りに追われることもありません。 新規に植えた常緑ヤマボウシは花期が長く気に入っていただけました。 |
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