Q004: |
九州の街路樹で見かけるワシントンヤシ(ペチコートヤシ、オキナヤシとも云う)とワシントニアパームは同じものでしょうか? |
A: |
ワシントニア云々というのには2種類あって、Washingtonia filifera ワシントンヤシ(オキナヤシ)というのが本家だとすれば、ワシントニアパームは通常 Washingtonia robusta ワシントンヤシモドキと呼ばれています。(モドキと言うくらいだから偽物か?)通常、街路樹などの緑化に使われているのはモドキつまりワシントニアパームの方だと思います。九州で見かける街路樹のワシントンヤシも、たぶんモドキの方で、本家ワシントンヤシではないのでは? つまり、答えとしては別物ということですが、どう違うかといわれてもモドキの方が本家より幹が細めかなということと、本家ワシントンヤシの方が幾分寒さに強いかなということ位で、並べてみなければそうはわかりません。私は並べて見比べたことはありません。 ヤシってなんとなくトロピカルというか南国情緒を醸し出してくれるんですが意外と寒さに強いんですよね。ヤタイヤシやカナリーヤシ、このワシントンヤシにしても移植も比較的容易だし(重いけど)、値段がもう少し安ければどんどん使いたい木ですよね。 |