投稿日:2006/01/15(Sun) |
Q:67 |
もう少し暖かくなってきたらマンリョウを植え替えたいと思っているのですが、横浜あたりですと、何月頃が適期でしょうか。 あと手元にある船越亮二さんの著書には「植え替えは必ず地上部を切って行う」と書いてあるのですが、やはり切らないとダメでしょうか。実がなっているのを何本か鉢植えにもしてみたいと思っているのですが、欲張りは良くないですかね? |
A: |
さて、ご質問の件ですが確かにマンリョウは移植を嫌うようです。ウチでも改造園の時など一時的に既存の下草などを移植したりしますが、マンリョウはダメになるものも半分くらいあります。 チンチョウゲと同じように若い株ならそれほど難しくありませんので、移植するなら年数を食わないうちにやった方がよいのでしょう。株を生かすことを優先するなら地上部を切るのも一つの手でしょうが、緊急性が無いのなら5月に「取り木」に挑戦してみるのも良いのでは?幹の部分を「環状剥皮」して水苔を巻いて発根させてから切り取るゴムノキなどにやるアレです。失敗してもダメモトですしうまくすれば上も下も活かせるってワケです。欲張りすぎですかね? 移植の時期は4月〜6月くらいが良いと思いますが2、3月に軽く根切りだけしておくと活着率が高まります。挿し木や取り木は5月くらいでしょうか。最近の気象は変化が大きすぎて指針になりませんが。 |