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投稿日:2006/07/22(Sat)

Q:78  昨年12月に植えた(新築と同時に植えてもらった)黄金まさき、今年3月頃アブラムシが大量発生。薬剤を散布して駆除しましたが、葉っぱの先のほうから灰色に(特に新芽)が枯れてきました。
 その後市販の病害虫用の薬剤を何回か散布するも効き目がないようで、全体的に元気がなくなってきました。

何か良い方法はないものでしょうか?また、植木にはアフターサービスはないものなのでしょうか?

A:

新芽が灰色に、、、?んーー何でしょうねえ、、、、。
 薄い灰色というか白に近ければ「うどんこ病」かと思いますが。マサキはうどんこ病に罹りやすいですし時期的にも多く発生しますから。でもこの内容だけでは判断しかねます。いずれにしても病気か生理障害だとは思います。

 植木には「枯れ補償」というものが付いている場合があります。内容は植木屋によって様々ですから植えた業者に直接聞いてください。
 ちなみにウチでは枯れ補償は6ヶ月にしています。昔は1年間補償していましたが、近年の異常気象や、お客様の管理不行き届きによって枯れるケースが増えてきたからです。根巻きされた苗木や植木がその個体自身に原因があって枯れるとすれば3ヶ月あればまず症状は出ます。たいていは植えられたあとに外的な要因(雨に混じって病気が降ってきたり虫が飛んできたり、ネコにおしっこをかけられたり)によって弱ったり枯れたりするものだと思います。

植木とペットは同じようなもの とよく言うのですが、 
ペットを買うと生命補償などが付いている場合がありますがそれに似たものだと思えば良いと思います。そういう補償が無い店もありますし、期間的にも大抵1年ですし、ノミやダニによる病気、事故による死傷などは飼育者の管理責任として補償外ですし。


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