Q: |
緑色の大きな毛虫が発見され、キンモクセイの幹に綿状のものがついていました。 棒で落としたらふわふわと飛んでいったのですが、これは毛虫と関係ありますでしょうか。 |
A: |
状況を想像してお答えするのは大変難しいのですが、緑色の大きな毛虫は「クスサン」かなと思います。以前お客さんの庭のキンモクセイで見たことがあります。毛虫と言っても毛むくじゃらではなく、白くて細い毛がうっすらと生えているヤツじゃありませんか?青白い大きな蛾になるヤツだと思います。彼だとすれば、すごい食欲であっという間に広範囲を食べ尽くしてしまいますが、1本の木に何匹も付いているのは見たことがありませんので、早めに見つけて彼を取り除けば被害は無くなるはずです。薬剤を散布するまでもありません。 綿状の白いふわふわ、、、、。「アオバハゴロモ」の幼虫が身にまとっている綿のことでしょうか?成虫になるとうす緑色の三角形の羽になるのですが、7〜8ミリのヤツで水をまいたり触れたりするとぴょーんと飛ぶヤツです。成虫は羽でも飛ぶのですが幼虫は羽の代わりに綿みたいなのをまとっていて、脚力で飛んでいるように思えます。この虫が孵化したあとなどに綿が残っているのが今回ポチさんが見つけたものではないでしょうか。 コレは毛虫ではなく、カメムシたちのように樹液を吸うタイプの虫ですので、木を枯らすほどの威力はありませんが新芽を弱らせる位の力はありますので、心配なら浸透移行性の薬剤を散布してください。カルホス乳剤だけでも問題はないと思いますが。 |