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投稿日:2004/09/17(Fri)

Q:26 松が昨年の夏から、下枝の先端部分から、葉が赤く枯れるようになりました。下から徐々に上部に枯れていくようです。
緑 褐色 赤の順に枯れます。防止や対策をご指導をお願いいたします。
また、松の剪定方法をお尋ねいたします。
簡単な剪定として「つみ落とし」があるそうですが、どのようにするのでしょうか。
よろしく、お願いいたします。

A:

 葉の先端部分の1/2から2/3が赤褐色に枯れるようなら「赤斑葉枯病」かもしれません。針葉に赤褐色の斑点ができ表皮を破って中から黒色物質がでてくるようなら確実。牛糞堆肥か発酵油粕を木炭とともに樹冠下に埋めると良いそうです。いずれにしても根の元気がなくなってくると病害虫が増えますから時々は土壌改良を行い、樹勢を維持することが大事だと思います。
 針葉全体が真っ赤に枯れて萎れるようならマツノザイセンチュウの疑いがありますが、徐々にというよりもてっぺんから一気に枯れていきますから違うかもしれませんね。

 「つみ落とし」という言葉自体存じ上げません。申し訳ありませんがこれについての回答はできません。ごめんなさい。

 なお、一般的なクロマツの剪定については「能書き」の中で詳しく説明しているので参照してください。赤松の場合は簡単に言えばクロマツほど追い込まず、ある意味だらしなく、良い意味でなよっとした柔らかさを出すようにすればいいんです。アカマツは、枯れ葉を取り除いて幹をちょいとしごいてやるだけで結構見られる木になるもんです。


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