投稿日:2007/11/04(Sun) |
Q:36 |
おがくずの利用法について教えていただきたいのです。 新居に薪ストーブを設置しました。薪を作る際に、おがくずがたくさんでるのですが、このおがくずを庭に撒き、泥はね防止や保温に役立てたいと考えているのですが、この方法で虫がついたりとか何か問題があるでしょうか? また、その他の活用法についても教えていただければ幸いです。 |
A: |
生のおがくずをそのままマルチング材として使うのは好ましくありません。物質は腐るときに酸素を消費するわけですから根の上に腐りきっていないものを敷けば木が欲する酸素を横取りすることになってしまいます。(生ゴミを根元に埋めたりするのも同じ理由でBad) 泥はねや保温に効果があることは認めますが、暖かい所はムシや病気も好むわけですから、害虫や病気や悪玉菌の冬越しの場を提供していることになります。「益あって害無し」というわけにはいきません。むしろ夏場に地面の乾燥を防ぐ用途を重視した方が良いかもしれません。 十分に発酵させて堆肥にすれば使えますが手間が掛かります。同じ手間を掛けるなら「炭にする」のが私は一番良い方法ではないかと思います。炭の利用法については語るまでもありませんが、庭だけでなく家の中でも有効に利用できるはずです。 なんにせよ八方が丸く収まるという話ではないので、自分の価値観に従って判断してみてください。 日本造園建設業協会のサイトなどが参考になるかもしれません。 ttp://www.jalc.or.jp/xml/recycle.html#s2_2(頭にhを書き足してからブラウザに貼り付けてください。) |