(有)木下庭園管理トップページへ

Q:
庭木にしている山茶花の病気について教えてください。 最近、赤味がかった葉が目立つようになりました。 また、変色した葉には数ミリ大の赤い斑点があり、その中心部には白くなったものや小さな穴があいたものも見られます。 病気なのでしょうか?

A:

 葉が赤みがかるのは病気ではありません。寒い時期にはサツキもコニファーも皆似たような状態になります。「しもやけ」などともいいますが一種の紅葉です。
 斑点は黒点病とか斑点病とかの類ではないかと思いますが、木を枯らすほどの状態ではないと想像します。念のため石灰硫黄合剤を40倍くらいで1月〜2月末までに2回散布し、下の落ち葉をきれいに除去してください。(落ち葉の病源から春にまた病気が発生するから)
 消毒しても葉の斑点が消える訳ではありませんが、新芽が固まれば(4月頃)古葉は落ちます。その新芽が同じ病気にならないよう気を付ければ良いわけです。施肥も今の時期にしっかりして丈夫な新芽を出させましょう。


病害虫編へ戻る トップメニューへ