No.009 着替える庭 〜夏〜 |
春のバージョンでたくさんの花に飾られていた庭の一部を改装して夏らしく「水景」でまとめてみることにしました。 「着替える庭〜春〜」でも解説したようにこの部分にはあらかじめ池の躯体が仕込まれていて、春ではそこに土を盛って草花を植え込んでいたわけです。 |
施工前 |
↓ |
施工中 |
草花を撤去し(もちろん宿根性のものはバックヤードに仮植)、土を取り出して池を露出させます。 ポンプと噴水の動作を確認し、水中照明の配線等を施工します。 この池は、(株)タカショーのリバーポンド(LOB-5)¥58,000を使用しています。護岸は棚になっていて、石や植物で飾れます。 セキショウ、ヒメシャクナゲ、シダ、イワヒバなどを石と共に並べて護岸を形成します。 |
護岸工事 |
ポンプでくみ上げた水は大岩の後ろの水溜めから、滝を流れて池へと戻ります。滝もパネルを石で化粧する方法をとっていますので自然らしさの演出は難しいですが、水漏れの心配が無く、この「着替える庭」を冬に向けて改修するときにも容易であるように考えています。 噴水はポンプと連結しています。このポンプは水の循環と噴水の吹き上げの両方をしています。噴水ノズルは「ラヴァ」という形で水はねのないやさしい水景です。噴水の真下に水中ライトを仕込んでありますので夜景もきれいです。 |
施工後 | |
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照明は水中ライトの他に、フローティングライト(球形のガラスの中に電球が入っている。防水性で水に浮く。)を2個浮かべています。 メダカと金魚も愛嬌で泳がせました。 |